大阪大は20日、医学部付属病院(大阪府吹田市)の診療棟の一部エリアで、
飲用水を流すべき蛇口120か所に、簡易処理した水洗トイレに利用する井戸水を流していたと発表。
水道配管の接続ミスが原因で、病院完成から30年近くにわたり、
職員や病院利用者の飲み水や手洗い、うがいなどに使われていた。
阪大は水質を調べており、健康被害は確認されていないという。
発表によると、病院は1993年に完成。
簡易処理した井戸水は、水洗トイレに利用する想定だったが、施工時に誤って別の配管とつないでいたという。
新たな診療棟の整備に向け、業者が建物を調べた際に判明。
この水は病院が週1回、色や味、臭いなどを検査してきたが、記録が残る2014年4月以降、
問題はなかったという。
‘@群馬大で井戸水が騒ぎになって、慌てて公開したのか。
あり得ないミスだ。ましてや病院で。
週1回、色や味、臭いなどを人が目視などで検査しても、汚染は見付けられない。
命を預かる施設で、井戸水は、特に慎重に検査すべきだ。
私の知り合いの施設では、色・味・臭い検査は、出勤時に毎日検査しチェックリストに記入している。
健康に被害は無いといえ、トイレに使う水を飲んでいたと思えばゾッとする。