萩生田光一経済産業大臣は10月26日の閣議後記者会見で、価格高騰が続く原油をめぐり、
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）に増産を要請したと発表。
「原油価格や国内の石油製品の動向を監視し、産業への影響を見極める」と強調した。
サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は11月４日、「ＯＰＥＣプラス」の閣僚級会合終了後に、
オンラインで記者会見し、日本政府による増産要請について「日本から聞いていない」と明らかにした。
さらに「日本の新しい大臣が就任した時にお祝いの電話をかけたが、折り返し電話もない」と暴露。
原油高による悪影響に懸念が広がる中、日本政府は「主要産油国に増産を働き掛けている」と説明したが、
ウソだったことが露呈したばかりか、ＯＰＥＣプラスの最重要人物に直接働き掛ける機会を自ら逸した格好だ。
アブドルアジズ相氏は「日本には新しい大臣は折り返しの電話をできないという法律があるのではないか」と
皮肉るる一方、「もし都合が許せば来週にも電話して祝意を伝えたい」とやさしく語った。
萩生田大臣は、アブドルアジズ氏からの電話については「受けていない。違う人にかけちゃったんじゃないか」と反論。
こんな人に、外交。国を任せられない。
‘＠ウソ付きはどこまで行ってもウソ付き。
ウソを付くことが常態化していく。
しかし、国益に関するウソを許してはいけない。許すべきではない。
国民の大きな損失になる。
なぜ、日本では、ウソ付きに人気があるのか。
不思議な現象だ。
アブドルアジズ氏は電話した相手の名前には言及しなかった。
