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地震、年末までに警戒したい「東北」「首都圏」

年末までということは、明日起きても不思議ではないということなのだ。




東京大学名誉教授・村井俊治氏(82)の地震予測。

2014年3月に出演したテレビ番組で、5日後の伊予灘地震を予測して大きな話題となった。

村井教授の地震予測のキモとなるのは、国土地理院が全国約1300か所に設置する、

電子基準点のGPSデータである。

電子基準点は、高さ5mほどの塔のようなもので、頂部には受信機が設置されている。

人工衛星でその位置の変化を常時測定でき、地球の表面の微妙な動きも測定できる。

今年7月からは衛星画像を解析し、1か月以内に、どのエリアで、

どのくらいの規模の地震が起きるのかを予測する「ピンポイント予測」を実用化。

その理論によって、年末までに警戒すべき地域として村井教授がはじき出した、

MEGA地震予測、5つのゾーン。



<東北警戒ゾーン>

10月6日に岩手県地震(震度5強)が発生。

<北海道・青森警戒ゾーン>

10月19日には、青森県東方沖を震源とするM5.4の地震が起き、

その後もM4クラスの地震が複数回起きている。

『水平方向の動き』では青森県東方沖を中心に反時計回りの大きな動きが見られる。



北信越警戒ゾーン>

このエリアは隆起と沈降が混在している。

新潟県の基準点『新井』と『新潟巻』の高低差は6cmを超えている。

高低差が6cmを超えると周辺に歪みが溜まり、地震が発生する可能性がある。

<首都圏警戒ゾーン>

10月7日の千葉県北西部地震(震度5強)が発生した関東は引き続き警戒が必要。

神奈川県西部、山梨県静岡県東部、伊豆諸島で5cm以上の『異常変動』が見られる。

その伊豆諸島は最近、『隆起・沈降』が混在しているので、歪みが溜まっていると考えられる。


<九州南部・南西諸島警戒ゾーン>

鹿児島県や沖縄県の南西諸島に「異常変動」が集中している。

南西諸島の中でも大東諸島は『水平方向の動き』で沖縄本島などとは異なる動きが見られる。