今回の発射をめぐっては、米。韓両国が1発、日本が2発と発表し、食い違いが生じていた。
防衛省は北朝鮮が先月19日に発射した弾道ミサイルについて、当初発表した2発ではなく1発だったと訂正。
岸田総理が発射直後にミサイルは2発だったと発表。
うち1発は日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下。
もう1発については「分析中」としていたが、9日の発表では、警戒監視レーダーが偶然、
「宇宙物体」をとらえ、それを弾道ミサイルの航跡だと判断したことが原因だと説明。
「宇宙物体」が何だったかについて、防衛省は「宇宙空間にある人工物」とし、
具体的な説明は「差し控える」とした。
‘@武器にいくら金をかけても、分析能力が劣っていれば役に立たない。
将棋界で快進撃を続ける藤井聡太二冠は棋譜の分析のためのパソコンを自作することで知られているが、
9月10日付の中日新聞に掲載されたインタビューで、
最新のはCPUに「ライゼンスレッドリッパー3990X」を使っていると明かした。
値段は約50万円。通常の家庭用パソコンのCPUであれば価格は2万~3万円程度。
将棋AI「水匠」の開発者である杉村達也氏は、
「普通のCPUなら10分以上かかるものが、藤井二冠と同じものなら10秒で導き出せます。
家庭用パソコンのCPUが1秒間に約200万手読むのに対し、
藤井二冠が使っているCPUでは30倍の6000万手読めます」と説明。
その上で、「高性能コンピュータが膨大な分析結果をはじき出しても、
咀嚼して自分の力にできるかは別問題。
超ハイスペックのCPUを使いこなせる藤井二冠の棋力こそ規格外です」と、
藤井二冠の能力によるものだと語った。