岸田総理「北朝鮮による拉致問題は、私の手で必ず解決する」
安倍元総理も同様のことを力強く述べていたが、何も進展しなかった。
どれどころか、北朝鮮と日本の溝は益々深まり、解決の糸口は遠ざかるばかり。
15日、拉致被害者の早期帰国を求める集会が都内で開かれ、
岸田総理は「私の手で必ず拉致問題を解決しなければならない」と決意を述べた。
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(拉致当時13)の父、横田滋さんが2020年6月5日に亡くなった。
このことを受けて、妻の早紀江さんやめぐみさんの弟・拓也さんと哲也さんは6月9日に記者会見を開いた。
会見の中で哲也氏は、
「安倍総理・安倍政権は動いてやってくださっています。
なので、何もやってない方が政権批判をするのは卑怯だと思います。
拉致問題に協力して、様々な角度で協力して動いてきた方がおっしゃるならまだ分かりますが、
ちょっと的を射ていない発言をするのはこれからやめてほしいと思っております」と語気を強めた。
この発言には賛否両論渦巻いた。
2021年11月13日の集会で、田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんは、
「拉致問題は政権の最優先事項としていた安倍政権以降、
誰も帰国しなかった事実を認識すべきだ。政府、家族の動きは0点だ」と訴えた。
横田早紀江さんは、
「信じて、信じてきたんですけどね。11代まで総理大臣に何度もお願いに行って、
『今度こそ、今度こそ』と思っていたけど、やっぱりうまくいかなかった。
岸田さんが本当に最後ですよと、みんな年がいっているのだから、
私たちも力がなくなるので、本当に今回が最後だと思っていますから。
私は本当に悔しいです」と、残された時間は少ないと悔しさを滲ませた。
「子どもを返して、と言い続ける毎日はたまらない。
政府がやり抜かないといけないことなのに、何も動かない」と、
拉致問題に進展が見えない現状について憤った。
‘@会の中でも政府への見解は分かれているようだ。
私には、政府が拉致問題で何をやっているのか、結果がサッパリ見えない。
口や支援にダマされてはけない。
行動と解決が全てだ。
残念ながら今は北とのパイプもない。
トランプ大統領の時が最大のチャンスだったのかもしれない。