維新はホームページ上で各議員が文通費の使途を公開している。
しかし、よく確認すると、毎月、文通費の一部を政党支部などに移し替えている議員が少なくない。
馬場伸幸幹事長(56)の7月の文通費の使途を見ると、
自身が支部長を務める「日本維新の会大阪府第17選挙区支部」に72万4543円を寄付している。
つまり、財布の中身を移し替えただけである意味、流用だ。
先日も指摘したが、維新は使途を公開することが「身を切る改革」と思っているようだが、
こうした、堂々と移し替えすることについては「違法行為」の可能性がある。
文通費というのは、国会法などでも公のもの以外への支出を禁じている。
政党支部などの私的活動には使ってはいけない費用なのだ。
違法行為を公に公開したからと言って許されるものでは無い。
使い方が適正でなければ本末転倒だ。誤魔化されてはいけない。