極超音速で世界初。
英紙フィナンシャル・タイムズは21日、中国が7月に実験した極超音速兵器が、
音速の5倍以上の速さで南シナ海上空を滑空中にミサイルを発射していたと報じた。
これまで、どの国も実現していない世界初の先端技術とみられ、
中国の進展ぶりに米国防総省は衝撃を受けている。
米国防総省は10月21日、極超音速兵器の実験に失敗したと発表している。
同紙は既に中国が7月27日と8月13日に極超音速兵器の実験を実施したと報道していた。
このうち滑空中のミサイル発射が行われたのは7月の実験。
極超音速兵器は音速の5倍以上の速度で南シナ海上空を滑空中に、飛翔体を発射。
飛翔体は海に落ちたという。
専門家の中には、飛翔体は極超音速兵器を迎撃するミサイル防衛(MD)システムを、
破壊するためのものとして発射されたとの見方がある。
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米国やロシアも同様の兵器の開発を急ぐが、いまだに成功していない。
極超音速兵器の開発競争で中国とロシアに後れを取った格好だ。