米疾病対策センター(CDC)は19日までに、昨年はほぼ影を潜めていたインフルエンザの発生が、
米国内の多くの場所で現れ始めていると警告。
インフルエンザが流行すれば、新型コロナのオミクロン、デルタ株の猛威に加えた、
公衆衛生対策の「三重苦」になりかねず、医療態勢への負担がさらに増すとの警戒感が強まっている。
CDCによると、12月の第1週に入り、インフルエンザに感染して841人の入院が記録された。
前週の496人から増加。
発生の水準は総じて低い段階だが、クリニックや公衆衛生研究所は、
検査での陽性診断の増加を伝えている。