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​新型コロナ飲み薬「モルヌピラビル」承認可否を審議。

米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症用の飲み薬「モルヌピラビル」

厚生労働省は24日に専門部会を開き、製造販売の承認可否を審議する。

承認されれば飲むタイプの新型コロナ向け抗ウイルス薬としては初の実用化。

岸田総理は22日、承認可とされれば直ちに承認した上で20万人分を今週末から全国に配送し、

「来週から使えるようにする。オミクロン株にも極めて効果が高いと言われている」と言及。



後藤茂之厚生労働大臣は10日、
米製薬大手メルクから、

「モルヌピラビル」を160万人分調達することで合意したと発表。

 
メルクによると、契約価格は12億ドル(約1350億円)。
 
厚労省によると、日本政府は薬事承認が終われば年内にも20万人分を調達。
 

来年の2月と3月にも各20万人分を確保し、その後、さらに100万人分を仕入れるとしている。

モルヌピラビルは英国で11月、世界に先駆けて承認された。

米国では食品医薬品局の外部有識者委員会で慎重意見が相次いだが23日、緊急使用を許可した。

フランスのベラン保健相は23日までに、「モルヌピラビル」が効果の調査で良い結果を得られていないとして、
政府が発注を取り消したことを明らかにした。



フランスの独立公共機関「高等保健機構」は今月10日、モルヌピラビルの軽症者への緊急使用に関し、

既存の治療より効果が低いと指摘、認めないと勧告した。