昨年末にNHK・BS1で放送した、河瀬直美さんに、密着したドキュメンタリー番組に、
捏造された内容があった問題で、河瀬さんが10日、コメントを出した。
昨年末、NHK BS1スペシャルで放送された「河瀬直美が見つめた東京五輪」の番組内容に関して、
昨日、NHK大阪局より一部内容についての謝罪と経緯の説明がありましたので、
これを受けて、自らの言葉でお伝えいたします。
五輪反対デモに参加していると紹介された男性について、公式映画の担当監督の取材において、
当該男性から、「お金を受けとって五輪反対デモに参加する予定がある」という話が出たことはありません。
また、番組内で、担当監督が取材のまとめ映像を私に見せるという場面がありましたが、
このまとめ映像にも、当該男性は含まれていません。
本番組においては、私は被取材者の1人ですので、事前に内容を把握することは不可能です。
今回のNHKの取材班には、オリンピック映画に臨む中で、
私が感じている想(おも)いを一貫してお伝えしてきたつもりでしたので、
公式映画チームが取材をした事実と異なる内容が含まれていたことが、本当に、残念でなりません。
現在は、6月の公開に向けて、たくさんの登場人物の、唯一無二な時間の数々と向き合いながら、
鋭意編集作業を進めています。
映画を楽しみにしてくださっている皆様のもとに、この作品がお届けできるその時まで、
真摯(しんし)に創作に打ち込みたいと思います。
2022年1月10日 東京2020オリンピック公式映画総監督 河瀬直美
‘@「東京2020オリンピック公式映画」は、ドキュメンタリーでは無く創作のようだ。
東京五輪で公式記録映画の総監督を務めた河瀬直美さん。
タイミング的にはNHKと話し合って順番で河瀬さんがコメントを出した。
そして、私は全く関係がありませんと。
12月26日放送後、騒ぎになっているのを知っていながら、
番組放送から2週間たってようやくコメントを出した。
見てみぬふりをしてきたが、その間にNHKと出すコメントを創作していたのだろう。
川瀬さんと一緒にやっている担当監督が実際に話を聞いて撮影している場面の話であるのは事実。
いずれにしろ、最後の最後までケチが付く東京五輪であることも事実。