慶應義塾新型コロナウイルス感染症対策本部は16日、
「1月10日の成人の日に開催された、一貫教育校の卒業生を中心とした多人数会合、
その後の二次会や三次会に参加した学生から、新型コロナウイルス陽性者が複数発生している」と発表。
「慶應義塾高等学校第71期 成人を祝う会」が開催されたのは、1月10日18時30分~20時30分。
会場は東京都港区虎ノ門の高級ホテル内にある、約2000名を収容可能な宴会場。
会費は1人2万5000円。立食パーティーで、食事も酒類も提供された。
二次会が行われたのは、同じく1月10日の20時~23時。
会場は東京都港区六本木の繁華街にあるナイトクラブ。
本紙への情報提供によると、塾高と慶應義塾女子高等学校の合同で行われた。
二次会の会費は通常は1人8000円、VIPは1万5000円。
二次会は400人ほどの規模で、VIPエリアには100人の人数制限があったとのことだった。
大勢の参加者がマスクをせずに、歩きながらあるいはソファーに座りながら至近距離で接触し、
思い思いに会話を楽しんでいた。
会場はDJがおり大音量で音楽が流れる、まさにクラブといった様子だった。
一部報道では、動くスペースもないくらい“密”の状態で、中には口移しでアルコールを飲む参加者もいたという。