効くのか?効かないのか?
1月31日、興和(名古屋市)は、新型コロナ感染症の治療薬として第3相臨床試験を行っている、
「イベルメクチン」について、北里大学との共同研究(非臨床試験)から、
オミクロン株に対しても、デルタ株などの既存の変異株と同等の抗ウイルス効果があることを確認したと発表。
「イベルメクチン」は、寄生虫感染症治療薬として、アフリカ諸国を中心に使われている。
現在、新型コロナ治療薬として臨床試験を行っている。
アメリカ、イギリス、欧州連合(EU)の保健当局はイベルメクチンについて、
COVID-19対策として使用するには十分な証拠がないと判断している。
製薬大手「メルク」も21年2月「新型コロナウイルスへの治療効果について十分な科学的根拠はない」
とする声明を出している。
‘@興和と北里大学に期待が寄せられる。
東京都医師会の尾崎会長。
2021/08/19
2021/08/19
「今こそイベルメクチンを使え」
東京都医師会の尾崎治夫会長が語った。
「イベルメクチンがすでに 使用国とされている日本では使用が進んでいない。
感染爆発が進む今こそ使用すべきだが、使おうにもイベルメクチンがない。
政府の副作用被害救済制度の対象になっていないなどの課題がある。
日本版EUAを早く整備して、現場の医師が使用できる体制になれば、
自宅待機や療養の患者にも投与できる。政府は積極的に使用促進に取り組むべきだ」。