米国に住む女性は息子を出産した2年前から、原因不明の腹痛に悩まされていた。
産婦人科で検査を受けたところ、子宮内に「類皮嚢胞」が見つかったという。
医師から「子どもの組織の一部が子宮に残って成長したもの」と言われ、ショックを受けた。
先月30日、アメリカ在住のTikTokユーザー「ペイジ」さんが動画を投稿したところ、
多くの人に衝撃を与えた。
動画は、ペイジさんが腹痛に加え月経とは異なる出血が続いていたことから、
最近になって産婦人科で検査を受けた。
検査の結果、医師からは「赤ちゃんはいませんが、7センチぐらいの鶏の卵ほどの大きさの、
“類皮嚢胞”がありますね」と告げられたという。
この他にも豆粒ほどの大きさの類皮嚢胞が子宮内で見つかったそうで、
ペイジさんは動画の中でこのように説明している。
「類皮嚢胞とは何なのか知らない方のために説明すると、
これは胎児の発育中に組織の一部が分離してできたものなの。
2年前に出産した息子の組織の一部が私の子宮内に残り、歯と髪が成長し続けていたんです」
またペイジさんは、インターネット上に毛髪と歯が生えている類皮嚢胞の画像を紹介したところ、
これを見た多くの人が衝撃を受け、次のような声をあげた。
「あなたの息子に『これが双子の兄弟よ』と伝えないといけないね」
「これは頭から離れられないよ。私はこの写真から目を逸らすべきだったわ」
「僕の母も28歳の時に嚢胞を取り除いてもらっているけど、母は今でもそれを僕の妹だって言うんですよ」
なおペイジさんは、今も子宮で成長している2つの類皮嚢胞に、
“シーモア”と“アーチボルド・ウィンクレット”と名前をつけたそうだ。
数か月以内に摘出手術を受ける予定だが、ペイジさんは摘出した類皮嚢胞を、
ホルマリンなどを入れた瓶で保存したいとも明かしている。
‘@俄かには信じがたいが、世にも奇怪な出来事だ。