新形コロナ死者、過去最多。
それでも風邪ですか。
国内で8日に報告された新型コロナ感染の死者が155人となった。
神戸市が1カ月半分の死者をまとめて計上した昨年5月18日を除けば、過去最多。
「コロナに偏在し過ぎると一刻を争う病気が救えないというおかしなことに」と述べる人もいるが、
偏在しなくても、軽症者重傷者で病院は埋まってしう。
そればかりか、苦しくても自宅待機を余儀なくされる。
新形コロナを軽く考える人はそういった発言をするが、そんな簡単なものではない。
現場は、新型コロナ患者もそうでない患者も同じ患者。
新形コロナを軽く考えている人は、どこまで行っても軽く考えようとする。
その言動は端々で感じる。
その中には、経済が回り出さないと、自分の収入が回らない人もいる。
高齢者が亡くなるのは仕方ないと考える社会が怖い。
随分前に、いずれ高齢者は「若者に石をぶつけられ早く死ね」と言われる時代が来ると述べたが、
まさか、若者ではなく高齢者に近い人たちからそういう声が聞こえて来るとは、
世も末だ。
もし、それが真実だとすれば、日本国内、全国的にトリアージが始まっているということだ。
だとすれば、それは風邪では、ないだろう。