大阪市教育委員会は4月から、若手教員の授業を数値で評価する事業を、
全市立小中学校で始める。
元校長らが評価し、児童生徒にもアンケートで授業の「わかりやすさ」などを尋ねる。
大阪市は今年度、全国学力調査の全科目の結果で全国平均を下回っており、
主に若手教員らの授業を改善して学力の底上げにつなげたい考えという。
市教委によると、他の自治体で同様の取り組みは把握していないという。
‘@令和3年度の全国学力テスト 大阪府では「正答率」全科目で全国平均を下回る。
中学では国語、数学ともに差が広がった。
なぜ若手教員だけなのか。
そもそも、古株の教員の教えで、学力が低下していた。
それが少しづつ上向いてきている。
評価するなら、全教員をすべきだ。
その評価をする側も、学力低下の権化、元校長などではダメだ。
松井市長は、「最下位の科目はあるが、昨年までは全部最下位だったし、全国平均に近づいてきた。
これは大阪の教育方針と中身に効果が出てきたということ」と自信をチラつかせた。