１４日午後６時すぎ、大阪府高槻市登美の里町の集合住宅の２階通路で、
住人の女性、周子さん（40）と２０代ぐらいの男性が倒れているのを、
通報を受け駆け付けた警察官が見つけた。
男性は胸に刺し傷があり、血を流して倒れていた。
女性も後頭部を負傷。いずれも意識不明の重体で病院に搬送された。
女性の娘が「泥棒が家にいる」と他の住人に助けを求めたため発覚。
娘は、段ボールを持ったこの男性が宅配業者を装って女性宅に無言で侵入してきたと説明。
娘は、２人がもみ合っている隙に部屋から逃げ出したという。
大阪府高槻市の集合住宅の通路で男女２人が意識不明の状態で倒れていた事件で、大阪府警は１５日、
府警はその後、意識不明の男性は府内の私立高校に通う男子生徒（１７）と発表。
倒れていた女性（４０）の１０代の娘の知人で、現場から複数の凶器が見つかった。
男子生徒は女性の娘と中学校が同じで、元交際相手。
現場からは、警棒やスタンガン、催涙ガス、手錠のほか、注射器なども見つかった。
男子は監禁などを視野に計画的に犯行を実行しようとしたようだ。
男子の行為に気付いた母親が止めようとしてもみ合いになり、
もみ合ってる際に、男子に殴られたかどこかに頭をぶつけたかして負傷。
その後男性は自分でサバイバルナイフで胸を刺した可能性がある。
