都「マイナスを埋める」が「赤字補填」ではない。
東京都、五輪・パラ開催経費628億円支出「赤字補填ではない」
言葉遊びを一度許すと何度も同じことを繰り返す。
五輪は最終的に多くの賛同を得たようだから、都民も甘んじて受けるしかない。‘@
去年の東京オリンピック・パラリンピックの開催経費をめぐり、
都が新たに組織委員会に628億円支出する。
17日の都議会で、複数の議員から「組織委員会の赤字を補填しているようにしか見えない」と指摘が出たが、
都は「無観客開催で収入が減った組織委員会に支出するもので赤字の補填ではない」と説明。
都は「安全・安心な大会の実施」の観点から必要となった経費に充てるとして、国を含めた3者が合意した。
この結果、組織委員会の収支は赤字でなくなる。
また、628億円の使いみちについて都はこれまで明らかにしていなかったが、
もともと組織委員会が負担することになっていた仮設の設備の費用に充てるという。
組織委に金が無く、本来組織委が負担すべき費用を都が負担するけれど、赤字補填ではない。