半分量にしても、抗体価はモデルナ製の方が高かった。
その分副反応も高いということか。‘@
厚生労働省の専門部会が18日開かれ、
3回目に交互接種で米モデルナ製を選んだ人の68%が発熱、
米ファイザー製を打った人より約28ポイント高かったとの調査報告が示された。
一方、追加接種1カ月後の平均抗体価は、モデルナ製接種者の方が高かった。
ファイザー製を打った396人は接種前の54.1倍に、
モデルナ製を選んだ233人は67.9倍にそれぞれ上昇したという。
調査したのは、順天堂大医学部の伊藤澄信客員教授ら。
副反応については、3回目の接種後に
38度以上の発熱があった人は
・3回ともファイザーを接種した場合が21.4%、
・3回目でモデルナを接種した場合が49.2%、
全身のけん怠感は
・ファイザーが69.1%、
・モデルナが78%、
頭痛は
・ファイザーが55%、
・モデルナが69.6%。
いずれも症状が出るのは接種の翌日がピークで、2、3日後にはほぼおさまったという。
また、3回ともファイザーを打った人では、
心臓の筋肉に炎症が起きる「心筋炎」が疑われるケースが2例報告されたが、重篤な症状ではなかったという。
3回目にモデルナを打った人では心筋炎を含めて重篤な症状は確認されていない。
3回目接種受けた人 全人口の12.6%。