ウクライナ侵略を続けるロシアは、ウクライナ側が交渉を拒否したため進軍を続けていると主張。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦を表明。
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日公開した動画で、
「国を解放するまで戦い続ける」と強調し、徹底抗戦する姿勢を表明。
一方で、ロシアとの交渉への意欲も示している。
ゼレンスキー大統領は、
「アゼルバイジャンとトルコの大統領が、ロシアとの会談の仲介を申し出てくれた。歓迎する」としている。
これに先立ち、ロシアのペスコフ大統領報道官は、プーチンが交渉のため、
25日に進軍を停止するよう指示したものの、ウクライナ側が交渉を拒否したため、
「26日に進軍を再開した」と主張。
ロシア側は話し合いの場をブタベストを指定、ウクライナはポーランドを指定。
合意に至っていない。
ウクライナの大統領府は、「彼らの話は戦術の一部に過ぎない」と非難。
ロシアが首都キエフへの圧力を強める中、
キエフのクリチコ市長は、ロシアの工作員が活動、一部で衝突が続いているとし、
首都への攻撃が始まって以降、子ども1人を含む6人の市民が死亡したと発表。
一方で、ウクライナ軍の反撃がロシアの想定を上回っており、ロシア側は「いらだっている」と指摘。
現時点で制圧された都市は1つもないとしている。
アメリカ国防総省の高官は、ウクライナ周辺に集結したロシア軍の50%以上がウクライナ国内に侵入し、
250発以上のミサイルを発射したとみている。
まだ、50%の軍がウクライナに侵攻していない。
強気と対話の駆け引きが続く。