安倍晋三議員が２７日、フジテレビ系「日曜報道ＴＨＥ ＰＲＩＭＥ」に出演。
ウクライナ侵攻を決断したプーチン大統領の意図について尋ねられ、
「『ＮＡＴＯの拡大、ウクライナに拡大するのは絶対に許さない』ということですね」と述べた。
さらに、過去に会談した中で、米露関係に不信感を示していたことを明かし。
「『ＮＡＴＯを拡大しないはずだったのに、ポーランドにはＴＨＡＡＤミサイルまで配備しているではないか』と。
プーチンとしてはロシアの防衛、安全の確保という観点から行動を起こしている」と、
プーチンの考え方を示唆。
さらに、首脳会談時に「地域の平和」というアプローチを示してもなかなか信じなかったと説明。
「例えば『日本の利益になるからやってくれ、という話をお互いにすべきだ』という考え方の人物でもある」
と、利益優先の考えを持っていることを明かした
番組では安倍議員自身のツイッターに、
「プーチンを説得してください」などの要望が書き込まれたことを伝えた。
安倍議員は、総理大臣就任当時、過去２７回、プーチン大統領と会談。
仲の良さを全世界にアピールした。
こうした背景を受け、国民の「説得して欲しい」との声への対応を聞かれ、
「もちろん説得できたら私も説得したいんですが」とした上で、
「まずは今、Ｇ７の首脳たちも結束を固め、その上でプーチンに対する説得を行っている。
あるいは外交的な要求、要請、交渉を行っていくんだろうと思います」と述べた。
この発言に出演者から「説得をすればそれを聞く人物でもあるんですか？プーチンさんは」と聞かれ、
「それはこの事態ですから、そう簡単ではないんですが、
なぜプーチンがウクライナに侵略、侵攻したかをきちんと分析しながら彼の意図をつかみながら、
その上で説得していくことを求められているんだろうなと思います」と、のんきなことを述べた。
しかし、自身の説得に関しては相変わらず、はぐらかした。
2019年、極東ウラジオストクで開催されたロシア主催の『東方経済フォーラム』で、
『ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている。ゴールまで2人の力で駆け抜けよう』と、
彼の名前を呼んで語りかけた。
プーチン大統領と何度も対面した経験のある鈴木宗男議員は、
『プーチンさんは日本を理解している人情家』と発言。
さらに岸田総理に対して、対面での日露首脳会談を行なうべきだと説いていた。
今回の問題において、岸総理は『ウクライナの主権と領土の一体性を侵害するもの』と、
プーチン大統領を糾弾、プーチンは“人情家”の側面など少しも見せていない。
現在の状況を鑑みれば、安倍議員が行ってきた「お友達アピール」も鈴木議員の「人情家」発言も、
まったくもって、的を得ない誤った発言と行動だったとしか言いようがない。
戦後最悪のロシアのウクライナ侵攻をめぐる国際情勢。
安倍議員や鈴木議員は猛省すべきだ。
お答えします。
ゼンレンスキー大統領が、国民の命を守るためと、国外に亡命し、
ウクライナを親ロシア派に渡し、新政権を誕生させれば、ロシア軍は撤退し、多くの人たちの命は守られる、
などの意見があるが、それは侵略を容認することで到底受け入れることは出来ない。
日本が、中国自治区になっても良いという意見だ。
ゼレンスキー大統領が、徹底抗戦を宣言すれば、国際社会は、反ロシアでまとまり、
世界的ロシア制裁が強化され、ロシアのプーチン政権は崩壊するなどの意見があるが、
ゼレンスキー大統領は、徹底抗戦の構えだ。
そして、いますでに、国際社会は反ロシアだ。
中国やインドなどはロシアを後押しする。
ロシアの行為は絶対に許してはいけない。
そして、プーチンには失敗だったと思わせなくてはいけない。
そうでなければ、後に続く国が出てくる。
返り血を浴びるが、プーチンやそれに加担する国には全世界が経済制裁などで戦わなくてはいけない。
いまだメディアなどでは、プーチンを『さん付け』で呼んでいる人がいるが、いかがなものか。
