ロシアの中央銀行と政府系ファンド(SWF)は、中国債を合計で1400億ドル(約16兆1100億円)相当、
保有していると推計され、世界的な制裁措置を受けて、
ロシアがこれら資産へのアクセスを図る可能性があるという。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)がこう指摘した。
これらは中国の国内債券市場での外国人保有総額のほぼ4分の1に相当する。
「ロシア保有の中国債と人民元は、ロシアがアクセスできる主要な対外資産と通貨である可能性がある」
とアナリストらは指摘。
「他の支払い義務を果たすため人民元の現金が必要となった場合、
ロシアが資産を売却するかどうかわれわれは注視している」とした。
ロシアが西側諸国による制裁の影響に対応するため、人民元建て資産と、
中国独自の国際決済システム「CIPS」を利用する可能性があるとの見方を示した。
‘@ロシアの新型コロナはどうなっているのか。