イギリスのジョンソン首相にウクライナ人の女性が、
NATOがウクライナ上空に飛行禁止区域を設定するよう涙ながらに詰め寄る一幕が。
ジョンソン首相が訪問先のポーランドで開いた記者会見で、
二日前にウクライナの首都キエフから逃れてきたというウクライナのNGOの女性が発言。
ウクライナNGO ダリア・カレニュークさん
「貴方はウクライナ人のストイシズムを語りますが、ウクライナの女性と子供たちは,
空から降ってくる爆弾やミサイルに怯えているんです。
私たちは欧米にウクライナの空を守って欲しいと必死にお願いしています。
飛行禁止区域を設定してほしいんです。貴方は今、キエフまで来ていません。
リヴィウにも来ていません。怖いからです。NATOが我々を守りたくないからです。
NATOが第三次世界大戦を恐れているからです。でももう始まっているんです。
そしてウクライナの子供たちが被害を受けているんです。
私の家族も、私の同僚も、みんな泣いています。どこへ逃げたらいいかわからないんです。
これが今起きていることなんです首相」
イギリス ジョンソン首相
「ご質問、ありがとうございます。来て頂いてありがとうございます。
残念ながら飛行禁止区域の設定はありません。
もしそれが起きれば事態を制御することは非常に困難になるでしょう」
