プーチンが署名した改正刑法などで、
露軍に関して、「虚偽の情報」流布などに罰則を科す改正刑法などが4日に成立した。
改正法はロシア国内で活動する外国メディアにも適用されるため、
英BBCや米CNNなどが相次いでロシアでの活動停止を発表し、
ロシアの支局で働く記者の署名を外す動きも広がっている。
ロシアは戦況などに関する報道やSNSなどの規制を国内で大幅に強化、情報統制をしている。
ウクライナでは、SNSが情報共有などで活用されている。
後退する国と前進する国の象徴だ。
ロシアは準備した兵力のすでに95%近くをウクライナに投入しているが、まだ目的を達していない。
このままでは脆弱なロシアを露呈することになる。
だから、なにが何でもウクライナを叩こうとするだろう。
勝利宣言を捥ぎ取るために。
「プーチンがおかしくなっている」と言う、西側の情報は鵜呑みにしない方が良い。
手こずってはいるが、着実にキエフに向かっている。
そして、私の見方通り、冷静に原発を掌握している。
最初に照明弾を撃って、明るくして、ピンポイントで原発の周りの建物を攻撃。
原発を直接攻撃したら、ロシア軍も影響を及ぼす。
本当に原発破壊を実行するとしたら、最終手段だ。
「プーチンがおかしくなっている」と強調するのは、西側の「アルティメイタム」の根拠にするためかもしれない。
そして、ウクライナは広い。
米国なども、ゼレンスキー大統領を、暫定的に国境沿いのポーランドに置いて、
そこから指揮する方法も模索している。
しかし、キエフを離れるということは、多くの戦士をそこに残すということになる。
戦闘機のないウクライナは遠距離からの攻撃は難しい。
だから、西側はポーランドの戦闘機をウクライナに供与することを考えている。
そうなると、ウクライナが利する可能性もある。
ここまで来たら、西側もウクライナの勝利をもぎ取らないと、世界からウクライナを見捨てたと非難される。
そして、ロシアが勝利を収めたら、次はバルト三国、ポーランドが標的になる。
そして中国も動き出すかもしれない。
プーチンをロシアの英雄にさせてはいけない。
ゼレンスキー大統領を死なせてはならない。
地獄の戦いは、最後まで行きそうだ。