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チェルノブイリ原発「電力を切断」

ロシア軍の侵攻が続くウクライナの北部にあるチェルノブイリ原発で、

ロシア軍が9日、外部からの電力供給を切断した。

ウクライナ国営電力会社ウクルエネルゴが発表。

施設全体に電力が全く供給されない状態になっているという。

ウクルエネルゴは、燃料が冷却できなくなれば放射性物質が放出される恐れがあるとしている。



原発で働く職員が住むスラブチチの街全体も停電した。

ウクライナのクレバ外相は9日、電源供給が止まったチェルノブイリ原発では、

非常用電源が作動しており、48時間分の燃料があると明らかにした。

その後は使用済み核燃料の冷却システムがストップするだろう」と話した。

クレバ外相はロシアに対し、軍事行動をやめるよう呼びかけた。

チェルノブイリ原発は全4基。1986年に爆発事故が発生した4号機は、

「石棺」と呼ばれるコンクリートで固められ、

さらにかまぼこ状の鋼鉄製シェルターで覆われている。

残りの1~3号機は2000年までに稼働を停止。

16年までに使用済み核燃料を取り出して貯蔵施設で冷却していた。



当時のソ連邦ウクライナ共和国で、チェルノブイリ原子力発電所事故が起きた。

 
その人類史上最悪の大惨事による放射能汚染の被害はウクライナだけでなく、
 
ロシアとベラルーシにもおよんだ。

実は、最大の被害国はベラルーシであり、汚染物質の70%以上がベラルーシに降り注いだとされている。

プーチンの更なる狂気が爆発したのか。目的は脅しだ。本気度を見せている。



原子力規制委員会の更田豊志委員長は9日の衆院経済産業委員会で、

日本国内の原発がミサイル攻撃を受けた場合、

放射性物質がまき散らされることが懸念される。現在の設備で避けられるとは考えていない」との見解を示した。

更田委員長は「2国間の紛争による武力攻撃を想定していない」と説明。

原発が占拠されれば「コントロール全体を握られる。その後はどんな事態も避けられない」と指摘。

世界各国の多くは、原発テロに対しての防衛をしている。



以前から散々指摘しているが、戦争戦争と安倍一派が煽って軍事費を膨らませっているが、

足元お寒い状況だ。

有事のためには、まず、燃料や食料の安定的確保をすることが最も重要だ。