田中義剛氏(64)が社長を務める花畑牧場で1月から続いていた、
ベトナム人従業員との労使紛争が、3月18日に和解した。
18日の13時頃に、札幌市内にある花畑牧場の代理人弁護士事務所を田中社長が訪れ、
ベトナム人従業員側の代理人を務める札幌地域労組の鈴木一副委員長との話し合いがもたれた。
田中社長はジーパン姿で事務所に現れ、非を認めたという。
立ち上がると、ベトナム人元従業員3人に行った行為に対して、
「この度は不適切な対応があり、申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げたという。
その席で、田中社長はベトナム人労働者3名への損害賠償請求と刑事告訴を取り下げることを約束。
これまで3人との労働契約は3月15日で満了したと主張していたが、
本来の契約期間である10月までの給料も解決金として支払う意向を伝えた。
‘@強気で突き進んだが、思った以上に世間の風当たりが強く、
これ以上争うより和解して、早く収束した方が得策と理解したようだ。