英国のウォレス国防相は17日、ウクライナ大使館からのメール要請で、
ゼレンスキー大統領と電話対談を行った。
しかし、奇妙な質問がいくつかあり、偽物と疑い電話を切った。
ウォレス国防相は、ツイッターへの投稿で「ウクライナ首相を装った人物が今日、私と話そうと試みた。
誤解を与えるような質問が幾つかあり、疑念が生じたので電話を切った」と明かした。
その上で「ロシアがどれだけ偽情報、事実の歪曲、汚い手口を使おうと、
同国の人権侵害やウクライナの違法な侵攻から注意をそらすことはできない」と強調。
国防筋によると、電話での会話は約10分間続いたという。
ウォレス大臣は電話を受けた経緯について即時調査を指示したという。
パテル内相も、同様の手口の標的になったとツイッターで明らかにした。
ロシアが関与しているとの見方を示している。