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​現役自衛官の告白「国防は破綻している」

FRIDAY(抜粋)

防衛省は’22年度予算の概算要求で5兆4797億円を計上した。防衛費は過去最大規模となった。

軍事ジャーナリストの清谷信一氏が一刀両断する。

「本予算のみで補正予算は含まれていません。’21年度は8000億円近い補正予算が組まれています。

防衛省のおカネの使い方はデタラメ。国民はもとより、現場の自衛官への裏切り行為です」

​防衛費が増額されることがなぜ、裏切りとなるのか。


    (中国は笑っていた)

ある防衛省事務官は「中身が伴っていないのです」と嘆く。

「額が大きいだけのハリボテ。海外からの武器等の購入について、防衛省は基本的に値引き交渉をしない。

完全に商社任せで、言い値で買っている。防衛省の各部署に『専門官』という役職がありますが、

名前だけ。私も人事異動で、突然やったこともない分野の『専門官』を命じられました。

研究どころか関連する本を一冊も読んだことがないのに……」

40代航空自衛官C「尖閣に安全保障条約が適用されるかどうか、

歴代の自民党内閣が何度もアメリカに確認してきたけど、

今回のウクライナ侵攻の対応を見たら望み薄だね。尖閣有事の際に米軍が出張ってくるとは考えづらい」

C「ロシア機と見られるヘリが3月2日に北海道・根室半島の南東沖で領空を侵犯したのは不気味だった。

空自の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したが……」

E「もっとおカネをかけてほしいところは一杯ありますよ。日本の主力戦闘機のF-15って、

’70年代の戦闘機ですからね。計器など内部のシステム等をアップグレードして、’22年の現在も使っている」



C「中国やロシアはどんどん新しい戦闘機を開発していて、完全に置いて行かれている。

北朝鮮が使っている古い兵器のことを笑う資格はないね」

戦後初の空母『いずも』は既存の護衛艦『いずも』を改修して、空母化するが、

E「それが大問題なんですよ。現時点で『いずも』は定員約500名に対し、

半分の200名台半ばぐらいしかクルーが乗っていない。

空母化すれば搭載する航空機の整備士など、さらに多くの人員が必要になるのですが、

いったい、どこから連れてくるのか。現時点ですでに定員割れしているというのに。

タコが自分の足を食べて生きながらえている状態ですよ」



D「今回、ロシアがウクライナ原子力発電所を次々と占拠しました。

原発が砲撃されるたび、放射能汚染を恐れるヨーロッパ諸国は恐怖のドン底に突き落とされましたが、

日本の地上部隊はこんな有り様。守る以前の問題ですよ」

E「ほとんど丸裸な日本の原発は、侵略者から見れば格好のターゲット。

しかも、列島のあちこちにあるから、それだけで守りづらい。

大兵団を送りこまなくても、やすやすと占拠できるでしょう」

C「原発はいろんな意味でリスクだね」

世界第9位の防衛費は「ハリボテ」。人手不足で老朽化した役に立たない戦力、それが自衛隊の実態だ。

5人は最後にこう嘆いた。「国防破綻ですよ」。

『FRIDAY』2022年3月25日号より。



‘@戦争経験のない人間が人を平気で殺す国とどうやって戦うと言うのか。

ロシアとウクライナの戦いで現実を知るべきだ。

経験と士気力の高い軍に勝るものはない。

だから中東などでもテロリストが暗躍している。

日本でもウクライナ義勇兵が50人くらい応募しようとしたと言うが、

戦地に行って、即死すればいいが捕虜となった義勇兵の地獄は、

死んだほうがましだ、殺してくれと叫ぶほどの責めを死ぬまで受ける。

後悔しても発狂してもどうにもならない。

世界の義勇兵の中には自決用の小型ピストルを持参しているものもいる。

それくらいの覚悟が無いと無理だ。



全てが狂気。戦争とはそういうものだ。

今でも見えているのは、ほんの一部。戦地は地獄絵図。

戦争犯罪とか禁止条約とかチャンチャラおかしい。

ほとんど意味をなさない。

殺し合いは殺るか殺られるか。ルールなど存在しないのが殺し合いだ。

だから西側はウクライナに支援はするが手は出さない。

殺らなけらば殺られるのが戦争。

だから米国も日本に原子爆弾を投下した。

容赦はしない。