ポーランドを訪問中の林芳正外務大臣は3日、
ロシアが侵略したウクライナと国境を接する南東部メディカを訪れ、
入国審査場やウクライナ避難民の一時休息所などが入る施設を視察。
政府は来日を希望する避難民ら約20人を、林大臣帰国時に政府専用機へ同乗させる方向で準備しており、
林大臣は3日「可能性を最後まで追求したい」と述べ、調整を進める意向を表明。
林大臣は2日に首都ワルシャワでウクライナのクレバ外相と会談し、
「断固たる決意で支援する」と強調。
避難民が「一日も早く元の生活を取り戻せるように最大限の支援を行う」と語った。
林大臣は国境の視察後、同じ南東部のジェシュフに移り、
ウクライナ在留邦人の支援業務を続ける日本政府の連絡事務所などで外務省職員らを激励。
国連人道問題調整事務所(OCHA)など国際機関関係者とも意見を交わした。