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​習主席、比ドゥテルテ大統領を牽制。

中国の習近平国家主席は、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話で会談。

アメリカとの軍事協力を強化しないよう釘を刺した。



8日に行われた会談で習主席は、「地域の安全は軍事同盟の強化で実現してはならない」と述べ、

「安全保障の主導権を自分の手にしっかり握る」と強調。

先月下旬からアメリカ軍と過去最大規模の合同軍事演習を行っていたフィリピン側を牽制。

一方、中国外務省は、ドゥテルテ大統領が「中国と、南シナ海問題を適切に処理し、

紛争の平和的な解決の手本を示したい」と応じたとしている。



南シナ海で領有権を争うフィリピンは、先月、南シナ海で巡視船が中国海警局船に接近されたと非難。