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仏、マクロン「ロシアジェノサイドと呼ばない」

フランスのマクロン大統領は14日、

ロシア軍がウクライナで「ジェノサイド」を行ったと非難すれば戦争が拡大する恐れがあるとして、

この言葉の使用を避けていることを釈明。



フランス北部を訪問したマクロン大統領はラジオ局フランス・ブルーに対し、

ジェノサイドの意味は政治家が決めるものではなく、法的な定義があると指摘。

「ジェノサイドが起きたとみなす国には、国際法にのっとって介入する義務がある。

それは人々が望んでいることなのだろうか? 私はそうは思わない」と説明。

マクロン大統領は、同日朝にゼレンスキー大統領と話したことを明らかにした。

マクロン大統領は「ウクライナ人とロシア人は兄弟のようなもの」であり、

現状においてジェノサイドという言葉の使用には「慎重」であるべきだと、プーチンのような言葉を口にした。



ゼレンスキー大統領は、ジェノサイドという言葉の使用を避けるマクロン氏を批判。

同氏とこの問題について議論すると明言していた。

米国のジョー・バイデン大統領やカナダのジャスティン・トルドー首相がジェノサイドを使用。

一方、ドイツのオラフ・ショルツ首相らはマクロン大統領と同様に使用を避けている。

ウクライナのためではなく自国のためのようだ。



国連のアントニオ・グテレス事務総長も14日、「ジェノサイドは国際法上、厳密に定義されている」とし、

使用を控えた。

‘@中国をジェノサイド呼ばわりしても何もできないでいるのに、

ロシアをジェノサイドと呼べば、何かしなければいけない、出来るかのような表現はチャンチャラおかしい。

今時点でも何も出来ていないし、これからも直接的には何もできない。

プーチンもいまさら何を言われても動じない。ただ何かのきっかけに利用するかもしれないが。