中国電力とJパワーが共同出資する大崎クールジェン(広島県大崎)と、NEDOは19日、
二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に減らせる石炭火力発電の実現を目指す、
「大崎クールジェンプロジェクト」の最終段階の実験を始めたと発表。
大崎クールジェンは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助金を活用。
広島県の離島、長島で2012年度から低炭素の石炭火力発電の実験に取り組んでいる。
石炭火力の発電効率は最新でも40%程度。
今回の実験では500メガワット級の燃料電池を使ってCO2を90%回収した場合に、
47%程度の発電効率の見通しを得ることを目指すという。