ウクライナ侵攻の当初からロシア軍の戦車の脇などあらゆるところに書かれてきたた「Z」の文字。
Zの文字は、2月24日にロシアがウクライナ侵攻を開始してから、
ロシアへの支持を表すロゴとしての存在になった。
解釈には諸説あったが、ロシアの国営放送が明らかにした。
ロシア側から公式の説明が出た。
ロシア軍によるウクライナ侵攻のシンボルとして有名になった「Z」マークの意味を、
18日、ロシアの国営テレビ局「第1チャンネル」のニュース番組アンカーのエリセーエフは、
番組内で、なぜ「Z」なのかを説明した。
「Z」は数字の7を2つ、1つを逆さまにして重ねたものだという。
つまり、77回目の戦勝記念日を意味し、それがウクライナからドンバス地方を「取り戻す」、
ウクライナ侵攻の象徴になった。
番組では、第2次大戦でソ連がナチスドイツに勝利したことを祝う、
5月9日の戦勝記念日のリハーサルが行われたことを報じた。
エリセーエフは、パレードには1万1000人以上の軍人が参加し、
8機のMiG-29戦闘機が、アルファベットのZを描きながら飛行する予定だと伝えた。