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​「知床遊覧船」社長、謝罪会見。

北海道・知床半島沖で乗客乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ」が浸水した事故。

運航会社「知床遊覧船」(北海道斜里町)の桂田精一社長(59)が、

事故から5日目になって初めて公の場で謝罪、言い訳会見をした。

一つ言えることは、桂田社長は「自分の責任だ」と公で認めた。



テレビの情報番組では、素人コメンテーターが、ここぞとばかりに、

会社の体質や桂田社長を、これでもかという位に叩きのめす。

新形コロナで「マスク警察」などとマスコミは揶揄していたが、

「あんたらはそれ以上だ」と野口先生が述べていた。

斉藤鉄夫国土交通相は28日の閣議後記者会見で、

「私が第一に感じたのは当事者意識、責任感の欠如だ」と苦言を呈した。

海上保安庁を悪く言う人もいるようだが、状況も何も知らないのに、

命懸けで捜索している人たちを悪く言うのはいかがなものか。

現場は強風で、今日も捜索が出来ない状態だ。

当日も同じような状況下、駆け付けた。

そんな、単純な話では無いのだ。



「知床遊覧船」にはなぜ出たのだと言いながら、海上保安庁にはなぜ出ないのだと詰め寄る。

状況も地の利も知らない部外者が非難することでは無い。

遺族が怒るのは当たり前だが、まだ分からないことが多い。

桂田社長を擁護するつもりなど毛頭ないが、

憶測では無く事実を冷静に積み上げることが重要だ。

それが、メディアやジャーナリストの役目だ。