北朝鮮の工作員から多額の暗号資産(仮想通貨)を受け取って、韓国軍の軍事機密を流出させたとして、
韓国陸軍の現役大尉が、国家保安法違反容疑で逮捕・起訴された。
いたことが29日までに分かった。東亜日報など韓国メディアが伝えた。
大尉は工作員と直接接触したことはなく、通信アプリ「テレグラム」のやり取りで指示されていたという。
オンライン上で北朝鮮に取り込まれてスパイ活動した現役将校の摘発は初めて。
ネット賭博などで借金があり、工作員から4800万ウォン(約500万円)相当の暗号資産を受け取っていた。
北朝鮮がサイバー攻撃で各国から大量の暗号資産を盗み出している実態は判明しているが、
暗号資産をスパイ活動にも活用している現状が浮き彫りとなった。