引っ越し大手のサカイ引越センター(堺市)は、
利用者の住所や電話番号などの個人情報延べ約430人分を。
3月、川崎市宮前区の集合住宅のごみ捨て場に捨てていた。
同社は事実を認めている。
4月施行の改正個人情報保護法では、より厳しい管理が必要とされる。
専門家は、第三者に拾われ、外部の人が個人情報を見られる状態は「漏えいに当たる」と指摘。
資料の大半は依頼者の名前や元の住所や引っ越し先の住所、
家財や連絡先などが書かれた「御見積書」で、ベッドや冷蔵庫の大きさなどを記した家財リストもあった。
同社は、従業員1人が本来シュレッダー処分すべき書類を自宅へ持ち帰り、
一般ごみとして捨てていたという。
‘@住所、電話番号が漏れるとは重大事案だ。
セールスに利用される可能性もあるし、
ストーカーや押し込みなどの被害に遭うこともあり得る。