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空気から水「IZUMIせせらぎ」

空気から水を作る装置は、何年か前より海外では発表され、販売されている。

この仕組みは、一般に「冷媒式」と呼ばれ、取り込んだ空気を一気に冷やし、

外気との温度差で結露を発生させて水を生成する方式。



しかし、この仕組みは気温が15度以下になると、水が生成できないという弱点を持っている。

砂漠でも寒暖差の大きな地域や、気温が低くなるところでは、水が生成されないことがある。

そのような弱点を克服したのが、アイハートジャパンが開発した「IZUMIせせらぎ」。

IZUMIせせらぎ(泉せせらぎ)は、家庭用コンセントを差し込み、電源を入れるだけ。

空気中の水分を使って、安心して飲むことができる飲料水を作り出す。

この装置の仕組みは、世界初の「吸着式」と呼ばれ、空気中の水分を特殊なフィルターに吸着させ加熱。

気化した空気を常温に戻す段階で水を生成する仕組みを取っている。

この装置の中で、「温めて → 雲を作り → 雨を降らせる」というような、自然界の仕組みを再現している。

この方式だと、気温が1度以上あれば、飲料水が生成可能となるので、

世界の幅広い地域での利用が可能になってくるという。



製品の軽さや冷媒ガスが不要なこと、静音、水を作り出すまでが短時間(30分)といった特性もある。

水道のインフラのない国や地域は元より、仮設住宅やクルマ、船、列車、

ガスの持ち込み禁止の飛行機などの乗り物での活用も有効になる。

水質基準は厳しい食品衛生法の26項目もクリアしていて安全面でも安心の水。

短時間で製水できることで、災害時の避難場所には大いに役立つことが予想され、

ある自治体ではすでに、この装置の導入を検討しているという。

現在、IZUMIせせらぎは、産業用の水を一日に約100リットル作る大型製水機の開発を目指している。

今後の水の供給において、水道インフラを用いない、水道管がなくても、井戸がなくても、

自由に水が使える社会になる、そんな未来を想像させる。

世界にイノベーション旋風を巻き起こす可能性を秘めている。



‘@電源がある環境なら、どこでも飲料水を生成することができる。

安心して飲むことができる飲み水をつくるために、「ろ過フィルター」と「抗菌剤」「吸着フィルター」を使用。

水の生成量は、1日約4L、軟水。

ランニングコストは1Lあたり約24円。

ウオーターサーバーが要らなくなる。

私が目指しているのはこの流れで、空気から水素をつくる。