日本サッカー協会と電通は07年4月1日から8年間の契約を結んできた。
来年4月から3期目の契約に入る。
契約期間は23年4月1日~30年3月31日で、8年総額350億円の大型契約。
先日結んだアディダスとの8年契約と合わせると、8年間のスポンサー料は総額510億円。
その契約書には「W杯出場を逃した場合」の付帯条件が付いており、
1~2割の減額が書かれているとも言われている。
スポンサーを募る電通としても、日本代表からW杯というコンテンツが消えれば、
各企業への説得力が大きく低下してしまう。
だが、W杯26年大会から出場枠が32から48に増えて、
アジアに割り当てられる出場権が4・5から8に増加。
これで日本がアジア予選で消える確率は極めて低くなり、
電通としても盤石な体制で、スポンサーを募りやすくなった。