ウクライナ侵略により、プーチンは国際社会からの孤立と存在感の低下が避けられないなか、
中国の高玉生元駐ウクライナ大使(74)が研究機関のシンポジウムで、
ロシアのウクライナ侵攻を巡り「ロシアの敗北は時間の問題だ」などと発言。
高氏は背景としてソ連解体後のロシアの衰退があると指摘。
今後も、プーチン大統領指導下での復興は不可能だとの認識を示した。
関連記事はその後、ネットから削除された。
中国の秦剛駐米大使は先月18日、米誌ナショナル・インタレスト(電子版)で、
「中露は同盟ではない」「〝中露枢軸〟と騒ぐのは危険な誤解だ」と寄稿。
ロシアと距離を置き始めたかのような発言をした。
米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は7日、
「プーチンの行為が米国と欧州の結束を強めた」ことに中国が落胆していると指摘。
ロシアの残虐行為により「習氏は中国の威信にも傷が付きかねないと不安に感じている」との見方を示した。
冷戦時代から「非同盟」を貫いてきた、一筋縄ではいかないインドの存在感が増してくる。
ロシアにはエネルギーがあるので、中国も見限ることはせず、資源供給国として対応する。