ロシアのニュース専門放送局「RT」(旧称ロシア・トゥデイ)は10日、
ロシア国内の5人の知事が一斉に辞任したと報じた。
9日の対独戦勝記念日にプーチンがウクライナ侵攻の正当性を熱弁した翌日のことだ。
同じ日に知事が5人も辞任するのは異例。
戦争が長引き、地方は疲弊している。
この先、地方の不満が爆発すれば、プーチン政権の崩壊につながる可能性がある。
停戦が全く見えない中、長期戦になると、知事を務めるのは火中の栗を拾うようなものになる。
さらに2人の知事も辞任する意向を示しており、でプーチン政権は説得しているという。
地方の首長の中で反プーチンの動きが盛り上がれば、プーチン政権は内部から打撃を受ける。
ソ連は地方から独立運動が広がり、崩壊につながった。
徐々に、ソ連崩壊時と酷似してきた。