沖縄「平和行進」3年ぶり。
日本復帰から50年となる沖縄で、過重な基地負担の解消を訴える、
「第45回5・15平和行進」が14日、開催された。
全国の労働組合や平和団体など約70団体から約千人が参加。
平和行進は新型コロナの影響で2020年、21年と2年連続で中止しており、3年ぶりの開催となった。
参加者は14日午前、米軍普天間飛行場がある宜野湾市を出発。
嘉手納基地がある沖縄市まで約9キロを歩いた。
行進しながら「基地のない沖縄をつくろう」「平和な世界をつくろう」と訴えた。
14日午前4時50分ごろ、沖縄県北谷町北谷の国道58号の南向け車線で、
米軍海兵隊3等軍曹の男性が運転する普通乗用車が何らかの原因で歩道に乗り上げ、車が大破。
運転手の男性は近くの海軍病院に搬送されたが、午前6時14分に死亡が確認された。
現場の歩道には、割れたガラスや車の破損したパーツの一部と思われる物が散乱。
他にけが人は確認されていない。
現場は、片側3車線の直線道路で、8日には、事故現場の約30メートル離れた場所で、
米軍海兵隊上等兵の男性が運転する車が歩行者をはねる事故も起きている。
(合掌)