15日、ロシア軍がウクライナ東部のマリウポリで焼夷兵器を使用したとされる。
包囲されたウクライナ軍が立て籠もる最後の拠点であるアゾフスタリ製鉄所は、
グラド多連装ロケットから発射された9M22Sクラスター焼夷ロケット弾による攻撃で、
光の粒は細かく多く飛弾されている。
9M22Sクラスター焼夷ロケット弾の9N510焼夷子弾はマグネシウム-テルミット系。
燃焼温度は2000~3000度Cになるという。
成分として白リンは一切使われておらず、白リン弾の燃焼温度は800~1000度C。
戦時国際法条約違反だが、違反だらけのロシア軍に違反の言葉が虚しい。