今回の田口翔容疑者の犯罪は、いろいろなことを浮き彫りにさせている。
地元からは「万引きの常習犯」でもあり、釣り道具や漫画、自転車などを盗んでいた。
といったエピソードも聞こえてくる。
中学時代に「同級生から数百万円持ち出させた」との証言もでてきた。
4630万円返さなかったら税金はどうなる。
返金されない場合は一時所得となり、所得税630万円+住民税224万円で計854万円の税金が発生するとの由。
仮に自己破産しても滞納税は非免責。犯罪行為では免責されない。
しかし、全額を使い切っていれば返金は絶望的。
阿武町の遅延損害金は年3%なので利息だけで月11万6千円。
仮に無利息で返済期限が無いとしても、24歳無職が4630万円を返済できる可能性は無い。
それ以前に、本人に返す気が無い。
逮捕された田口容疑者の代理人弁護士は20日、
町による給付金返還の請求を受け入れる「認諾」の手続きをしたと明らかにした。
一方で弁護士費用などの請求は争う方針を示したという。
返す意思を示して、少しでも情状を得る算段だ。相当犯罪に詳しいと睨む
生活に困って阿武町で生活保護申請したら、生活保護費から不当利得の回収は出来ないので、
町の財政で生活が出来ることになるとの目論見もある。
‘@町民の中には町役場が絶対的に悪いと強く思う人が結構いる。
振り込まなければ、田口容疑者は犯罪に手を染めなかった。
町役場には連日非難の電話が鳴り響いているという。
村的な考えだ。盗人にも3分の理。
そこに置いてあった人が悪い。
都会だと、置いてあった人も悪いが、盗った本人が一番悪いのは当然。
だから、盗った人間は逮捕されるが置いた人間はお咎めなし。
村の掟は犯罪を犯す行為を助長するようなことを絶対すべきでない。
村は、よそ者を嫌う。
当初から指摘したが、前があるのではないかと。
犯罪に手慣れている仕草だ。
どう考えても、どう見ても、初めての経験の対応ではない。
やはり、それが、徐々に炙り出されているようだ。
ミスした新人も分かってきているようだが、ネットなどでの顔出しとか非難は絶対に止めるべきだ。
ミスは誰にもあるし、ましてや新人、ミスした上司の確認義務の方が大きい。
そして、直ぐに通帳を押さえなかった、町のトップや町の弁護士の責任も大きい。
当たり前だが一番悪いのは確信犯の田口容疑者だ。