信用できない調布市役所。
東京外郭環状道路(外環道)工事で、東京都調布市の職員が、
昨年10月に陥没事故周辺に住む市民ら13人と面談した際、
市民の了解なしに録音し、文字起こしした内容を、東日本高速道路など事業者側へ無断で提供していた。
50代女性が、自らの情報を請求する「自己情報開示請求」で市から文書を入手した。
女性は「私のしゃべったこと全てだ」と市の対応を批判している。
女性は、2020年10月に外環道のトンネル工事ルート上で陥没事故が発生する約10カ月前に、
ルートから約10メートル離れた新築物件に引っ越した。
「面談時の一人一人の発言をそのまま事業者側へ流されるとは思ってもみなかった。
自分の人格までもにおわせる内容だ。頼るのは地元自治体しかなく、
信じていたのに裏切られた気持ちだ」と憤る。
調布市は21日、情報漏えい問題に関する住民説明会を開き、
長友貴樹市長が「あってはならない事案を発生させ、心よりおわびを申し上げます。
大変申し訳ございませんでした」と陳謝した。市長がこの問題で住民に直接謝罪するのは初めて。
説明会には約50人が参加。
一連の問題は昨年10月、市に情報公開請求した男性(75)の個人情報を含む請求書の写しを、
市が事業者へ送ったメールのコピーなどが匿名の差出人から男性宅に届き、発覚。
市は、街づくり事業課員らが請求書の写しを計9回メールに添付して事業者に送ったことを認めた。
説明会では、メールを「サーバーの容量が限られている」との理由でほぼ全てを削除していることに疑問が噴出。
真相解明のためにメールの復元を求める声が相次いだが、
長友市長は削除したメールは「組織共用性がない」として「復元するつもりはない」と嘯いて否定。
‘@あってはならない市民を裏切る行為。
市民を守る自治体が市民を裏切り業者側に付いている。
この裏切りを許してはいけない。
長友市長を許してはならない。