脱税事件などが相次いだ日本大学について、運営に大きな問題があるとして、
大学基準協会が「不適合」と判定。
大学基準協会は、大学の教育や運営が適切か審査をしていて、
すべての大学が7年以内に1回、認証評価を受ける必要がある。
日本大学短期大学部についても日本大学と同様に運営に問題があると指摘、「不適合」とした。
大学基準協会から「不適合」の判定が出た場合、国の一部の補助金を申請できなくなる。
日本大学は抜本的な改革に向け、次期理事長に作家の林真理子さん（６８）を抜擢。
早ければ３日の理事会で承認する。
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日大芸術学部卒の林さんはかつて週刊文春のコラムで、古巣の日大不祥事に心を痛め、
「日大変えたる」「理事を無給でやります」
「ガバナンス全くなしオヤジばかりのオレ様主義の学校を、オバさんの力で何とか変えてみたい」
などと意欲を見せていた。
次期学長には酒井健夫元総長（７８）が就任する見通し。（他にいないのか）
田中氏と「永久決別」を宣言した日大だが、その後も田中氏が校友会を訪れるなど、
影響の完全排除ができていないことが発覚している。
林さんも変人。良い方に出ればいいが、口が災いを生む可能性も秘めている。
〝不祥事のデパート〟と揶揄された、幼稚園から大学まで１２万人超の巨大組織は変われるのか。
成功の可否は不透明だ。
