ミサイル発射相次ぐ中...北朝鮮で何が起きているのか。
6月8日に開幕した「朝鮮労働党中央委員会第8期第5回総会」。
金正恩総書記が司会を務めたという。
正恩氏が欠席したのは、この「第5回総会」に提出する議案を決めるために7日に開かれた、「第9回政治局会議」
配信された会議の写真に正恩氏の姿はなく、国営メディアは
「朝鮮労働党中央委員会政治局の委任によって、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である、
党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)組織書記が会議を司会した」と報じている。
これは北朝鮮では異例のことで、事前会議を「金正恩の『影』『分身』と呼ばれる最側近」が仕切った。
役割分担が行われたとの見方も出ている。
韓国の聯合ニュースによると、
「労働党総書記である金正恩委員長が政治局会議に参加しなかったのも異例だが、
金委員長に代わって他の人が政治局会議の司会をしたのも今回が初めて」だという。
ただ、写真は1枚しか配信されず、その1枚は室内で会議を行う様子ではなく、
参加者が建物に入っていく様子を収めたものだ。
‘@北朝鮮の不穏な動きに、韓国などは目が離せない状況になっている。
それも、北の手。
韓国政府系シンクタンクの韓国国防研究院(KIDA)は9日、
北朝鮮が今年に入って18回実施したミサイルの試射などに、
最大6億5000万ドル(約870億円)を費やしたとの報告書を公表。
とんだデマ話だ。