5月27日、東京・お台場の高級ホテルのフロントに一組の男女が姿を現わしたのは19時45分ころのこと。
紺色のスーツ姿の男性と、その後ろにはミニスカートにニーハイソックスの女性が距離を置いて歩く。
2人はエレベーターで高層階まで上がると、「1236号室」に姿を消した。
スーツ姿の男性は、自民党の若手議員吉川赳・衆議院議員(40)。
岸田派に所属し、トップの岸田文雄首相から「我が派のムードメーカー」と評されている。
『週刊ポスト』取材班が吉川議員の決定的シーンを目撃したのは、衆院予算委員会が開かれていた最中だった。
その国会散会後の夕刻、吉川議員の姿は汐留の高層ビルにあった。
手には白い紙袋を携えて、向かった先は夜景が綺麗なことで有名な高級焼き肉店。
18時になる数分前に店に入った吉川議員は店の奥の個室へ向かい、
そこには、すでに女性が1人待っていた。
19時20分、食事を切り上げた2人は店を出た。
2人はタクシーに乗り込むと、お台場の高級ホテルに向かった。
吉川議員がチェックインカウンターに立ち寄ってから一緒にエレベーターに乗り、ホテルの一室に入った。
部屋で1時間半ほど滞在した後、2人は再びホテルのロビーに降りて、タクシーに乗り込んだ。
女性を千代田区内の駅で降ろして、この日のデートは終了となった。
22時すぎ、吉川議員は赤坂議員宿舎に帰ってきた。
吉川議員には妻と2人の娘がいる。
事実関係を確認するため、記者は通学中の女性を直撃。
女性は現在18歳であること、お酒を飲んだことについても認めた。
「4万円のお小遣いをいただいて」