日銀が発表した今年5月の企業物価指数は前の年の同じ月と比べて9.1%上昇。
前の年の水準を上回るのは、15か月連続となる。
企業間で取引される商品の価格変動を示す今年5月の国内企業物価指数は、
2020年を平均100としたとき112.8で、前の年の同じ月と比べて日銀や政府の思惑通り9.1%上昇した。
ウクライナ情勢の影響で4月に引き続き、石油・石炭製品など資源関連を中心に値上がり。
伸び率はオイルショックの影響のあった1980年12月の10.4%以来の高水準で。
日銀は6月3日に企業物価指数の対象品目について、5年に一度の見直しを行い、
4月は古い基準の10%の上昇から新しい基準では9.5%の上昇になったと発表。