再三指摘しているが、こういう感覚の人たちは増えている。
弱いものは黙ってろ。
稼げないのだから仕方ない。
その親分が竹中平蔵、子分がホリエモンやひろゆき、その一派。
昔からあったが、公然と述べる人も増えている。
若い層にそう言った考えがあるということは、今後ますます増えていくということだ。
人を見下す、仕事を蔑視する。
残念ながら、私の周りにもいる。
中には、差別していることに気付いていな人もいる。
その人たちは、標準より上の生活をしている。
話は変わるが、以前知り合いの旦那と家族同士で飲んだ時に、初めて旦那(私より年下)と会ったのだが、
「毎日同じ仕事をしてて楽しいですか」と、飲んでる最中に突然言われた。
その人は、誰もが知る潰れそうな会社の営業マンだった。
職人の熟練技を否定するかのようだ。営業マンも変わらない。
もう一つは、やはり初めて家族同士で飲んだ時に、子供らから情報を得たのだろうか、
我が家が子供に勉強を教えているという話になり、「親が勉強教えてもダメ」と、
相手の旦那に唐突にダメだしされた。その人は証券会社に勤めていた。
結構「ムッ!」としたが、聞き流した。
昔から、証券マンには、いいイメージが無い。
2021年5月までに公開された、編集部員と就活生の対話形式で、
「世間一般的に呼ばれている底辺職業ランキングについて解説していきます」
「底辺職の特徴やデメリット、底辺職を回避する方法について紹介していきます」と進めた。
記事の冒頭では、橋下流(悪いのはロシアとしながら、ウクライナを99%攻撃する手法)を使用して、
「何を底辺職だと思うのかは人それぞれ」だとしながら、底辺が社会を支えていると、
いかにももっともらしく説明するが、そもそも、底辺と位置付けること自体が、完全にその職業や、
働いている人たちを侮辱している。
最初に少し褒めて「いろいろ考え方はあると思います」と言いながら、ケチョンケチョンニ貶す、橋下流のやり方だ。
12種類の職業を平均年収とともに紹介、各職業が底辺職扱いされる理由について述べつつも、
ランキングは上から「土木・建設作業員」「警備スタッフ」「工場作業員」「倉庫作業員」
「コンビニ店員」「清掃スタッフ」「トラック運転手」「ゴミ収集スタッフ」「飲食店スタッフ」
「介護士」「保育士」「コールセンタースタッフ」だった。
底辺職の特徴について、(1)肉体労働である(2)誰でもできる仕事である
(3)同じことの繰り返しであることが多い と解説。
デメリットについては、(1)平均年収が低い(2)結婚の時に苦労する(3)体力を消耗する を挙げた。
さらに記事では「底辺職に就かない方法/抜け出す方法4つ」や「未経験でも採用されやすい職種」
などを紹介し、底辺が最悪であるかのように伝えた。
記事の監修者は同社の社長となっていた。
2022年6月下旬、記事がツイッター上で拡散され、記事は28日までに削除されている。
設立2020年6月5日「就活の教科書」を運営するSynergy Career(大阪の会社)の、
登録されていた住所はレンタルスペース。
電話もつながらず、行方不明の状態だ。
‘@でも従業員を馬車馬の如く使う社長など、こういう考えにならないと、
日本社会では上に行けない。
残念な考えだが、上に行けば行くほど多いのも事実。
そうやって自分を鼓舞して、成長して来たのかも知れない。