安倍晋三氏を銃殺した山上徹也容疑者は、事件前日の7日に、
安倍氏が登壇する岡山市の演説会場を訪れていた。
入ろうとしたが「手荷物検査などがあって近づけなかった」と供述。
安倍氏は10分ほど演説し、陣営関係者によると会場には2000人前後の聴衆が集まったという。
この時も自作銃などを所持し安倍氏を襲撃する機会を探っていた可能性がある。
捜査関係者によると、山上容疑者は「岡山市の会場に向かったものの、
手荷物検査などがあって近づけなかった。(安倍氏を)つけ回していた」と供述したという。
また、「(以前は)爆弾も作っていたけど、これでは殺すことはできないと思って銃に変えた」とも話している。
会場では、金属探知機によるボディーチェックは行われていなかったが、
陣営関係者に顔なじみではない来場者については、名前や住所を記帳させる対応が取られていた。
岡山県警の警察官なども周辺で警護に当たっていたという。
‘@会場の中と外の違いは大きい。
あり得ないことが起きたからと言って、過敏になり過ぎては本末転倒。
「政治家は命懸けなのに、SPは命懸けで守ったのか」と吠えていた評論家がいたが、
だとすれば、これからも命懸けで、今まで道理、頑張るべきだ。