「医療界だけが戦っている。誰も助けてくれない」
沖縄は同じことを繰り返しながら、毎波悪化している。
玉城知事の力量の無さだ。大阪と同じ。‘@
19日に沖縄県庁で開かれた新型コロナ感染症対策専門家会議では、
現場の医師らから、感染の急拡大に医療提供体制が追いついていないと悲痛な声が上がった。
千人以上のイベントで感染対策を求める県の新たな対処方針案に対し、
すでに医療が危機的状況にあることから、イベントの中止やアルコール提供をやめることなど、
踏み込んだ対策や県民への行動制限を求める意見も相次いだ。
医療コーディネーターの佐々木秀章医師は、会議や会議後の記者説明で、
「病床がなく、職員が減り、押し寄せる患者に病院はいっぱいいっぱいで、
救急車の搬送困難も多発している。
医療は限界を超え、医療従事者は心が折れつつある」と危機感を訴えた。
佐々木医師は今後2週間はイベントを全面的に中止するべきだとの考えを示した。
仲松正司医師(琉球大学病院)も「今が危機的で県がこれ以上何を想定しているのか。
もう一度行動制限をやるという強いメッセージを出すべきだ」と県の対処方針案に強い不満を示した。
成田雅医師(県立中部病院)は「酔っ払うと感染対策はできない。
感染を広めないというならアルコールを提供しないのは1つだ」と提案。
経済活動再開に関して語られる「ウィズコロナ」についても、
県民に対し、今は医療を受けられないリスクを把握した上で、
家族の命を守るための基本的な感染対策の徹底を求める声が相次いだ。
会議では、医療従事者と県民の感染対策の“温度差”を嘆く声も出された。
那覇市保健所長の仲宗根正委員は、県民の感染症対策が徹底されていないことに、
「医療界は自分たちだけで戦っている気分で、だれも助けてくれないような絶望感を味わっている。
医療業界だけ頑張っても感染は広がるだけだ」と、虚しさを訴えた。
‘@新型コロナにはもう、自助で戦うしかないと政府もメディアも思っている。
沖縄にも注意喚起を促したが、残念ながら最悪の事態になっている。
医療がひっ迫しているのに、観光客であふれかえれば、医療は崩壊する。
当たり前の話だ。
テレビなどでも、緩い発言が多くなってきた。
感染者が増えても、重症者が少ないから行動宣言などする必要が無い。
その結果が、沖縄だ。
そして、大阪にも東京にも押し寄せている。
既に崩壊している病院もあるのに、何を考え発言しているのか。
「医療従事者に感謝。医療従事者を助けよう!」とした言葉は、もう捨てられたのか。
結局は、自分さえよければいい。
当初は早い感染対策をと力説していた人も、今は感染が広がれば対策をすればいいと真顔で述べる。
それでは遅いのだ。
だったら新型コロナを5類にして、野放しにして、一般のクリニックでも診察できるようにして、
今がんばっている医療従事者の負担を減らすべきだ。
爆発的に感染者は増えるだろう。
クリニックと患者の揉め事も増える。
患者同士の軋轢も生む。